闇金はどんな金融業者?

テレビや映画、コミックなどで闇金を題材にした作品が人気となっているため、実際に利用した経験はなくても闇金がどんな金融業者かぐらいは知っているという方は多いかも知れません。

 

ただし知識はあっても、どこからもお金を借りられない切羽詰った状況であれば、危険なことは分かっているけど最後の手段として闇金から借金するしかないと思ってしまう人もいるでしょう。時には闇金からお金を借りるつもりがなくても、正規登録の貸金業者と間違って借金してしまう場合もあるようです。

 

簡単にお金を貸してくれる借りやすい業者には充分な注意が必要です。どんな場合であっても、闇金からお金を借りるのは絶対におすすめできません。

 

後悔のないキャッシングをするには、闇金はどんな金融業者なのかということや、闇金と正規登録の消費者金融との借りやすさの違いについてしっかり理解しておく必要があります。

 

どっちが借りやすいの?闇金と大手消費者金融の違い

闇金と大手消費者金融とではどっちの方がお金を借りやすいでしょうか。

 

確かに闇金は借金の返済ができない場合には、どんな方法を使ってでも貸したお金を回収しようとしてきますので、激甘審査ファイナンスとも呼ばれるほど審査が甘いです。審査基準は特になく、融資金額が少額であれば基本的に学生や専業主婦にもお金を貸しているのです。

 

対して大手のキャッシングサービスでは、20歳以上で安定した収入があり、信用情報に傷がないことを利用条件としているのです。年齢については身分証により確認できますし、安定収入の有無は職場への在籍確認により判断しているのです。信用情報については加盟している個人信用情報機関(→株式会社シー・アイ・シー(CIC)公式HP株式会社日本信用情報機構(JICC)公式HPに照会を行っています。

 

初めから審査基準のない闇金と一定の審査基準を設けている消費者金融とでは、一見して闇金の方がお金を借りやすいように思えるかも知れません。ですが「闇金地獄」という言葉もあるように、闇金と関わりを持ったら最後、払い切れない程の利息と怖い取り立てに遭う可能性もあるのです。

 

お金を借りやすいのは審査の甘い闇金でなく、審査基準が厳しくても安心安全にお金を借りることのできる大手消費者金融であると言えます。

 

闇金と消費者金融の違いは法律を守っているか否かということ

今までに闇金と大手消費者金融のどちらも利用したことがある方であれば、両者の違いについて良く知っていることでしょう。一方で、どこにもお金を借りたことがないという方の中には、どちらも闇金だと思い込んでいる方もいるようです。

 

消費者金融はどこも闇金と同じと思っている方だと、消費者金融でお金を借りようにも恐怖しか感じないため二の足を踏んでいるという場合もあるでしょうね。とは言え、闇金と消費者金融には明らかな違いがあるのです。

 

闇金は法律を無視した営業を行っていますが、貸金業者として正規登録している消費者金融は、法律をしっかり守っているため、借りやすいキャッシングサービスとなっています。

 

特に大手消費者金融であれば、間違いなく法律に触れるようなことはありません。

闇金と大手消費者金融との違い

  • 闇金:法律を無視した金融業者
  • 消費者金融:法律をしっかり守っている金融サービス

貸金業者が利用者にお金を貸す場合に本来守らなくてはいけない法律は主に、1.「利息制限法」と2.「貸金業法」です。この2つの法律をしっかり守っているか否かで、闇金と安心安全にお金を借りることのできる消費者金融を区別することができます。

 

利息制限法の上限は20.0%

金融機関が利用者に対して融資する場合には、利息制限法の上限金利を守る必要があるのです。借入元金の金額により上限となる金利が決まっていて、利用者がそれ以上の金利を支払う必要がないことになっています。

利息制限法による上限金利

  • 借入れの元金が10万円未満:金利は年20%が上限
  • 借入れの元金が10万円以上100万円未満:金利は年18%が上限
  • 借入れの元金が100万円以上:金利は年15%が上限

大手を含めて正規登録の消費者金融が上記の範囲を超えて利息を請求してくることはないため、借入れの際には正しい金利が設定されているかシッカリと確認することが大事ですね。

 

ただし初めは低金利を装って借りやすいことをアピールしてきますが、いざ借入れとなった時に法外な金利に変わることもあるので要注意です。

 

金利が20%以下でも金利に注意!

 

利息制限法により、どんなに高くても20.0%を超える利息を支払う必要はありません。

 

現在、罰則規定が設けられていない利息制限法よりも刑事罰のある出資法の上限金利も20.0%となっています。本来、貸金業者は利息制限法に基づいて、貸付額に応じて15%〜20%の上限金利での貸付けを行なう必要があるのですが、利息制限法と出資法の上限金利の間で貸付ける金融業者がいる可能性もあります。

 

かつて横行していたグレーゾーン金利ではなく、この場合には行政処分の対象となるためブラックということになるのです。(以下画像参照)

(出典:日本貸金業協会「上限金利の引き下げ」

 

闇金ほど高利ではなくても、支払う必要のない利息を払うことのないように注意が必要となります。

 

貸金業法で取り立ての禁止事項が明確に定められている

貸金業法では以下のように取り立てについての禁止事項が明確に定めています(参考:電子政府の総合窓口e-Gov「貸金業法第21条」。大手消費者金融であれば、このような取り立ては決して行いませんが、闇金では日常茶飯事と言えるのです。

 

このような取り立てをされたのでは、日常生活にも影響が出ることでしょう。例え闇金から借りやすい条件を提示されてもダマされてはいけませんよ。

 

貸金業法で禁止している取り立ての方法

  1. 正当な理由がないのに、内閣府令で定める時間帯以外に、債務者等に電話・ファクシミリ・自宅への訪問して取り立てを行うこと
  2. 正当な理由がないのに、返済・連絡、連絡を受ける時期を申し出ているにもかかわらず内閣府令で定める時間帯以外に債務者等に電話・ファクシミリ・自宅への訪問により取り立てを行うこと
  3. 正当な理由がないのに、債務者等の勤務先その他の自宅以外の場所に電話・ファクシミリ・訪問により取り立てを行うこと
  4. 債務者等の自宅や勤務先その他の場所において、債務者等から退去を求められたにもかかわらず退去しないこと
  5. はり紙、立看板その他の方法により、借金や私生活に関する事実を債務者等以外の人に明らかにすること。
  6. 債務者等に対して新たな借金による資金調達により返済を要求すること
  7. 債務者等以外の人に対して代わりに返済するよう要求すること。
  8. 債務者等以外の人が拒否しているにもかかわらず、債務者等の居場所を知らせることや取り立てに協力するよう要求すること
  9. 正当な理由がないのに、債務者等が返済についての法的処置を弁護士や司法書士に依頼しているにもかかわらず、直接取り立てを行うこと
  10. 債務者等に対し、上記の内「6」を除く行為をすることを通告すること

午後9時から午前8時までの間(→金融庁公式HP「2.貸金業の規制等に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)の概要 (5)取立行為規制」

 

闇金の取り立てから逃げたいなら弁護士などに相談して!

 

闇金からお金を借りてしまい、高利により返済が滞った場合には、高い確率で闇金の怖い取り立てに遭うことでしょう。闇金は貸金業法による取り立ての禁止事項も無視しているため、時には生命の危険を感じるようなことがあるかも知れません。

 

自宅だけでなく勤務先まで取立てにやって来たり、借金していることが第三者に分かるような貼り紙を自宅の壁に貼り付けられることもあるでしょう。闇金の取り立てから逃げたいなら、弁護士や行政書士などの法律家に相談するのが一番です。

 

基本的に借金の返済について弁護士などに相談すると、闇金の取り立てが無くなることになっています。

 

お金を借りる前に闇金業者を検索しましょう!

大手の消費者金融は、安心安全で誰もが知っているお金を借りやすいキャッシングサービスです。ただし、借金したい金融会社があまり聞いたことのない名前だと不安ですよね。もっとも、自分が知らなくても実は正規登録の中小規模の消費者金融である場合もあります。

 

ただし、自分の記憶の中にない名前の消費者金融の場合には、闇金業者である可能性も捨てきれません。金融庁や日本貸金業協会では闇金業者を検索できるようになっているのです。闇金業者の情報は定期的に更新されていますので、まずは以下のページで検索してみると良いですよ。

闇金業者検索ページ